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チベットに学ぶ民族自決権の尊さと外国人参政権の危険性 April 6, 2008

Posted by TAMAGAWABOAT in Blogroll, Japan, racism, TIBET, TIBET UPRISING, Yasukuni.
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フランスをはじめとする欧米各国は、中国政府のチベットでの一連の出来事を「人権侵害」として非難している。案の定、今回も日本人たちのチベットについての言動は「人権侵害」一色に染まってしまった。日本人が留意すべきことは、欧米が「チベットは中国の不可分の領土」と言い、チベット問題をチベット人の民族自決とは切り離して人権問題にすりかえていることだ。何?ダライ・ラマ14世は独立を求めていないだって?独立を求めないのに、どうしてチベット亡命政府が存在するのか?チベット人の目標はあくまでも中国からの独立なのである。民族自決権という世界の価値基準からしても、チベット人は自分の国を持つ当然の権利がある。

欧米は、コソボなどといった人口200万人・面積1万平方メートル(四国の面積は1万8千平方メートル)の国の独立を今年の2月に承認したばかり。しかしながら、チベット民族は中国国内だけでも540万人を数え、面積はチベット自治区だけでも122万平方メートル、もとのチベット王国の面積はその倍であった。しかしながら、欧米はチベット問題をチベット人の民族自決とは切り離して人権問題にすりかえている。なぜか?欧米の主要国は、アジア・アフリカを植民地として支配してきた歴史を持っている。白人同士の民族自決は認めても、アジア・アフリカ系の有色人種の民族自決は認めない、もしくは関心がないのだ。フランスは特に、いまでさえも南太平洋にタヒチなどポリネシア諸島を植民地として持っている。フランスは95年、ここを核実験場として使用し放射能を撒き散らし、多くのポリネシア人たちに健康被害をもたらした。奴らはたびたびダブルスタンダード(二重基準)を用いる。欧米人の発想の原理には、無意識ながらにも常に白人至上主義が存在している。日本人はこうした欧米の言論に振り回されず、チベット人を同じアジア人として独自の視点で世界の動向をみるべきだ。であれば、いまチベットで行われていることを「人権侵害」なんて表現してはいけない。いまチベットで行われていることは民族浄化(ethnic cleansing)であり、それに伴うジェノサイドなのである。これらの言葉は、98年に起こったコソボ紛争時に欧米メディアによって盛んに使用されたことを思い出してほしい。日本のメディアまでもが、民族浄化のことを欧米メディアが発する用語を用いて「エスニック・クレンジング」など呼んでいたことを憶えておられる日本人もたくさんいるだろう。実は驚くことに、わずか10年前まで、日本語には「民族浄化」という単語すらなかったのである。

民族浄化・・・いま中国共産党によって、チベット民族そのものを滅ぼそうとする極悪で非道な行為が進行している。1950年にチベットが中国共産党によって侵略され、チベット人が民族としての当然の権利であった民族自決権を剥奪され、そして、それ以来、128万人もの凄まじい数のチベット人の命が奪われた。そして、その悲劇は今なお続いている。日本人は気づくべきだ。なぜ、多くの左翼系の人間がチベット問題を直視することを避けているのか?それは、多くの左翼系の中心となる人々が実は中国共産党の傀儡であり、そして、チベット問題が多くの日本人たちに「日本人としての民族意識」を呼び起こすことに気づいているからに他ならない。世界中で掲げられ振られている抗議のチベット国旗は「日の丸」であり、チベット人が手を合わせるダライ・ラマ14世は「天皇」の姿そのものである。

日教組の教師たちは「日の丸・君が代」に「軍国主義」という黒いインクを振りかけ、無垢な子供たちを「反日の日本人」として洗脳してきた。「天皇」を先の大戦の戦犯として侮辱することによって、日本人から「天皇」の存在を排除しようとしてきた。今これらと同質の人たちが、外国人参政権を強力に推進している。そして、外国人参政権に反対する者たちを「偏狭なナショナリズムだ!」と非難している。私はその人たちに問いたい。「それじゃ、偏狭ではなく寛容なナショナリズムって何ですか?」 これに返答できる左翼は実はひとりもいない。なぜか?彼らは心の底からマルクス主義や唯物論に傾倒なんてしていない。他国の傀儡か、ただただ舶来の思想にカブレているだけだ。ゆえに、彼らは自分で思考して練り上げた「自分自身の言葉」を持たない。だから、彼らはただただ自分の洋書の読書暦しか紹介できない。それが今の日本の学者の姿である。

いま在日韓国人・朝鮮人の団体や韓国の大統領にまで外国人参政権を要求されて、彼らの要求を満たすために奔走している政治家たちが日本にいる。日本人は、彼らが日本人の民族自決権を削ごうと企む人たちであり、彼らの行為そのものが「内政干渉」であり「侵略」であることに気づけ。そして絶対にそうした行為を許すな。彼らの言動はさまざまな詭弁を用いる。「真の国際化」とか「先進国として・・・」とか「いまEUでは・・・北欧では・・・」とか「グローバリゼーション」とか、彼らはありとあらゆる言葉を用いながら、一般の日本人を騙そうとする。彼らは一般の日本人が「欧米カブレ」であることを熟知している。彼らは日本人が欧米的なものに感化されやすいことをよく知っている。ゆえに、私はチベット問題に関連して、日本人の欧米的・白人的思考からの脱却と、欧米とは異なる日本人として思考が必要であることを訴えたわけである。保守系政治家たちがよく「日本は欧米社会と価値観を共有している」などと言う・・・はたしてそうか?よく考えてほしい。

日本人ひとりひとりの人権を守るためには、日本人の民族権を他民族の侵略から死守しようとする確固たる強い意思が必要である。いま議論されている外国人参政権は、日本人の民族自決権を侵すものとして徹底的に排除すべし・・・チベット人たちは自らの民族自決を取り戻すために、人民解放軍の戦車に対して石ころで抵抗している。自らの主権を命がけで守ろうとする・・その尊さをいまのチベット問題から学ぶべきだ。民族の独立が担保されてはじめて、人権は保証されるのだ。

http://youtube.com/watch?v=fsDYEXlCjQg

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Posted by TAMAGAWABOAT in Japan, Nanking Massacre, Rape of Nanking, TIBET, TIBET UPRISING.
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22 comments

tibet01.jpg人権、人権と日本人はよく口にする。人権という言葉に対してある種の進歩的なイメージを抱いてきたのじゃないか・・・そんな気がする。いま政界を騒がしている「人権擁護法案」にしたって、その法案を推進しようとしている人間たちは、なにかしら「人権」という捉えどころのない甘ったるい言葉で、人々の反対を寄せつけず、さらには「先進国として無くては恥ずかしい」とか「かけがえのない命」とか「人間の尊厳」などといった言葉で修飾し、終いには「ポスト・モダン」などといった言葉まで持ち出してきてた。何がポスト・モダンだ?何が人間の尊厳だ?推進している連中の顔をよく見りゃ、およそ尊厳とはほど遠い顔をした連中ばかりじゃないか。実際に「人権とは何か?」「人の権利とは何か?」と訊ねたところで自分で的確な言葉で表現もできず、ただただうろたえるばかり・・・「人間とは何か?」とか「人とは何か?」などといった究極的なテーマを深く考えたことがないと、そんなこと容易に答えることができるはずがない。法務省の100%の役人と99%以上の弁護士さんですら明確に回答できない・・・人権擁護法案の話はまた別の機会にお話するとして、チベット蜂起に伴う中国政府のチベット人虐殺の話をしよう。肝心の人権擁護法案推進派の人たちが不思議なことに沈黙している話題だ。

toture_in_tibet_02.jpgよくテレビや街頭でチベット虐殺で中国を非難している人々が口々に「中国はチベット人に対する人権弾圧をやめろ!人権侵害をやめろ!」と叫んでいる。しかしながら、私はずっと違和感を感じてきた。なぜならば、いまチベットで行われていることは、ほとんどの日本人が想像する「人権侵害・人権弾圧」とは、あまりにもかけ離れた行為が中国によって行われているからだ。中国は1950年以来、チ ベット民族の「民族自決権」を踏みにじり、「侵略」し「略奪」の限りを尽くしたあげく、チベット民族を 国家的・組織的に抹殺しようとしてきた。すでに中国は、128万人の無実のチベット人の命を奪い、人間の想像を超 えたところでの拷問・強姦・暴行をチベット民族に対して繰り返してきた。人を虫けらのように甚振って殺す行為や残酷な拷問・・・そうした行為は日本人が想 像する「人権侵害・人権弾圧」の領域を遥かに超えている。 さらには、生き残っているチベット人たちの男女に断種・避妊手術を強制し、民族としての種を根絶させようとしている。こんな行為を「人権侵害・人権弾圧」などと甘ったるい言葉で呼ぶな!中国がチベット人に対して行っている行為は、人にあらざるべき鬼畜の行いであり、同じ人間として許すことのできない人としての道から外れた「ジェノサイド」であり、「極悪非道の行い」である。ユダヤ人のホロコーストや(捏造された)南京大虐殺を指して誰が「人権侵害・人権弾圧」などと呼ぶであろうか。これらは極悪非道の残虐行為と呼ぶにふさわしい。これは人権の問題ではなく、人道の問題であり、人としての道から外れているからこそ「非道」なのである。This is NOT human right issue BUT humanitarian issue.

同じ人間として許すことのできない人としての道から外れた「極悪非道の行い」であれば、諸外国の中国への非難を「内政干渉」としてかわす理屈はまったく成り立たない。同じ人間ではあれば、人にあらざるべき「極悪非道の行い」に激しい憤りを感じ、中国を厳しく戒めて即刻やめさせるのが人の道である。われわれの想像を遥かに超える、目を覆うばかりの野蛮で冷酷な残虐行為・・・そうした行いが、同じ時間を共有する人々に向けられて行われている。そうした残虐行為を声を荒げてやめさせようとするのが人である。それができない人間には「人間の尊厳」など元から備わってはいない!

tibet_yoshirin.jpg

南京大虐殺に関心のある人は、ぜひチベット大虐殺と比較しながら残虐行為を検証していくべきだ。実は、虐殺の方法、人の苦しみをまるでねぶるかのような拷問のやり口、そして強姦・・・アイリス・チャンの書いた「ザ・レイプ・オブ・ナンキン(THE RAPE OF NANKING)」そのままである。私が言わんとするところは、これが日本人の想像を超えた漢民族のやり口であり、「ザ・レイプ・オブ・ナンキン」が漢民族の持つ残虐性を反映したものであったということである。実際に、1937年(昭和12年)7月29日に起きた通州事件(北京市通州区)でも、中国保安部隊が日本軍留守部隊約110名と婦女子を含む日本人居留民420名を襲撃し、チベット大虐殺と同様な残虐行為を行っている。さらに卑怯なことには、この通州事件における残虐な殺され方をした写真の多くが、中国の主張する南京大虐殺の証拠写真として用いられているのだ。生首が晒された写真、女性の局部に異物を差し込まれたままの死体の写真・・・これらの被害者は、実は日本人なのである。

rape_021.jpg中国共産党は、本来、日本人が被害者であるべき写真を「日本兵に虐殺された中国人」と称して、世界中にばら撒いてきた。南京大虐殺を「ホロコースト」などと過激な呼び方をし、世界中の人々に日本人のイメージを「野蛮で残酷な民族」として植えつけ、一方では、中国人を「可愛そうな同情すべき被害者」として宣伝してきたのである。最近になって、ようやく見えてきた・・・何のために、何の目的で、これほどまでに中国共産党が躍起になって捏造された南京大虐殺を世界中に宣伝しているのか・・・世界の目を「ザ・レイプ・オブ・ナンキン」に釘づけし、中国共産党がいま現在行っている真のホロコースト、「ザ・レイプ・オブ・チベット(THE RAPE OF TIBET)」を目くらましにするためだったのである。世界の人々のみならず、日本人までが「南京大虐殺」という目くらましに遭っていたため、そのあまりの残虐性ゆえに「チベット大虐殺」が霞んでしまっていたのだ。いま日本人が、世界のどの人々よりも、激しい憤りを持って「ザ・レイプ・オブ・チベット(THE RAPE OF TIBET)」の持つ中国共産党の極悪非道を訴えていく・・・日本人には、その人道的な使命があり、それは世界からも期待されているのだ。

もう一度繰り返すが、チベット虐殺を人権侵害・人権弾圧と呼ばないでほしい。これこそが「ザ・レイプ・オブ・チベット(THE RAPE OF TIBET)」である。

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